[ブリュッセル 7日 ロイター] - 欧州議会は温室効果ガスの排出量削減を目的とした一連の気候変動政策について、今週採決を行う。
欧州連合(EU)は2013年までに温室効果ガスの純排出量を1990年比で55%削減する目標を掲げており、計画を軌道に乗せることが目的。
7日に8件の提案について討議し、8日に採決を行う予定。
欧州委員会の提案にはEUの排出権取引市場を見直し、対象となる部門の排出量の削減拡大を目指すものや、2035年までに新車の二酸化炭素(CO2)排出量の100%削減などが含まれる。
しかし議会のメンバーは数百件の修正案を検討しており、採決の行方は不透明だ。