[ジュネーブ 7日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は7日、ウクライナのチョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所の放射線測定器がロシアの占領以来初めて復旧し、IAEAの監視システムにデータを送信していることを明らかにした。放射線レベルはウクライナ戦争前と同じで正常だという。
IAEAは声明で、「同原発周辺の立ち入り禁止区域からデータを送信している39台の測定器のほとんどが、国際放射線監視情報システム(IRMIS)の地図上で確認できるようになった。これまで受信した測定値は、紛争前に測定されたものと同じ放射線レベルを示している」と発表した。