[ワシントン 12日 ロイター] - バイデン米大統領は来月、サウジアラビアとイスラエルを訪問する予定で、ホワイトハウスが今週中に発表する。事情に詳しい関係筋が12日明らかにした。
訪問は7月中旬ごろとなる見込みで、サウジではムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談する可能性があるという。
国家安全保障会議(NSC)の報道官も、訪問が計画されていることを確認した。ただ詳細は明らかにせず、決定次第発表すると述べるにとどめた。
ホワイトハウスによると、バイデン大統領はワシントン・ポストのコラムニストだったジャマル・カショギ氏が2018年に殺害された事件についてムハンマド皇太子と関連があると考えている。
サウジ政府は皇太子の関与を否定している。
サウジ訪問は両国間関係の改善が目的。一方でバイデン大統領は国内でのガソリン価格高騰に頭を悩ませている。