[キエフ 13日 ロイター] - ウクライナ農業食料省高官は13日、同国の今年の穀物収穫高が約4850万トンと、昨年の8600万トンから急減する可能性が高いとの見通しを示した。
同氏によると、今年の作付け総面積は昨年から25%減少。2022─23年度の収穫で輸出に回せる余剰分は300万トンにとどまる可能性があるとした。世界的な主要穀物生産国である同国の歳入が急減することを意味する。
小麦の収穫高については約1700万─2000万トンにとどまるとの見通しを示した。
ウクライナはロシアに侵攻され、黒海からの穀物輸出も阻まれている。