[バグダッド 18日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)のバーキンド事務局長は18日、加盟国と非加盟国パートナーの共通目標は常に原油市場の安定を維持することで、価格を上げることでも下げることでもないと述べた。
加盟国とロシアなど非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」の最新の決定に基づいて日量970万ドルの供給を市場に戻すことが価格押し下げに寄与するかとの質問に対し、「市場の動きをコントロールすることはできない」と答えた。その上で、需給の均衡を継続的に保つことが全ての産油国の責任だと指摘した。