[ドバイ 20日 ロイター] - イラン外務省の報道官は20日、イランは2014年の核合意再建に向けて合意する用意があるが、米国が協議を引き延ばしていると非難した。
「米国が約束を実行するなら、きょうにでも合意に向けてウィーンに戻る用意がある」と述べた。
核合意再建協議は3月に合意寸前まで進んだが、米国によるイスラム革命防衛隊(IRGC)のテロ組織リストからの削除などの問題を巡って協議が混乱した。
米国は2018年にトランプ前大統領が核合意からの離脱を発表。1年後にイランは段階的に核合意の履行停止を進めた。