[ロンドン 29日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)およびOPEC加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は29─30日に会合を開催するが、関係筋によると大きな政策変更が行われる可能性は低いという。
少なくとも5人のOPECプラス関係者は、今週の会合は8月の生産方針の確認に重点が置かれ、9月の方針については議論されないと述べた。
別の2人の関係者は、8月以降の生産に関する問題が浮上する可能性はあるが、どのような措置が講じられるかは不明とした。
関係者によると、29日のOPEC閣僚のみが参加する会合では行政上の問題が議論され、大きな決定がないまま終了したという。
30日にはOPECプラス閣僚級会合が1100GMT(日本時間午後8時)から開始され、その後OPECプラスのフルオンライン会合が開催される予定。