[北京 5日 ロイター] - 中国中央気象台によると、今後2週間に同国北部を熱波が襲う見通しで、新疆、内モンゴル、寧夏の各地域と河北、河南、甘粛、陝西の各省では4─6日間、気温が40度を超えるとみられている。
中国は今夏、北部が熱波に襲われる一方で、南部では豪雨や洪水が発生し、異常気象に地域差も出ている。
6月は人口の半数近くが熱波の影響を受けた。中央気象台の幹部によると、北部の一部送電線は負荷が過去最も大きくなり、供給に影響した。
別の当局者は6月の国内平均気温が1961年以来の高水準だったと述べた。