[フランクフルト 5日 ロイター] - 2022年上期のドイツの電力消費に占める再生可能エネルギーの比率が49%と前年同期比6%ポイント上昇したと、国内業界団体が5日に発表した。
エネルギー水道事業連合会(BDEW)と太陽エネルギー・水素研究所(ZSW)によると、日照強度や風速など気象条件が良好だったことが背景。
20年上期には、この割合は50.2%に達していた。
22年上期の電力消費量全体は0.8%減の2810億キロワット時(kWh)だった。
国内の電力生産量は1.7%増の2980億kWh。このうち、風力、太陽光、水力、バイオマス、廃棄物、地熱などの再生可能エネルギーによる電力生産が1390億kWhを占めた。この割合は前年比13.5%増えた。