三洋化成工業 (TYO:4471)は13日、自動車の電装化、環境対応車の拡大等によるコンデンサ需要の急激な増加に対応するため、アルミ電解コンデンサ用電解液「サンエレック」の生産能力を増強すると発表した。
同社名古屋工場における設備改造、工程改善等を含め、3割程度の能力増強を行い、投資金額は約4億円で、2023年5月の稼働を予定とする。
「サンエレック」は、電解質に独自開発したアミジン化合物を用いる、高性能、高信頼性と長寿命化を実現したアルミ電解コンデンサ用電解液。
業界標準のロングラン製品となっており、自動車の制御ユニットなど、より信頼性が求められるコンデンサにも採用されている。
自動車業界では、運転支援システム回路など車載用電装部品が増えるとともに、環境対応への流れから環境対応車(EV)へのシフトが加速。
また、一般的な電子機器、5G通信の普及による情報通信機器、製造現場における産業機器のロボット化など、コンデンサ需要はあらゆる分野で年々増加。
さらに太陽光や風力発電などのエネルギー供給の多様化に伴い、送電側の装置においてもより高電圧な電気に対応できるコンデンサが求められている。
アルミ電解コンデンサは、一般的な電子機器から社会インフラを支える重要な電子部品まで幅広く使われており、そのコンデンサを支える「サンエレック」のさらなる品質向上に努め、今後も技術開発を続けていくとしている。
同社名古屋工場における設備改造、工程改善等を含め、3割程度の能力増強を行い、投資金額は約4億円で、2023年5月の稼働を予定とする。
「サンエレック」は、電解質に独自開発したアミジン化合物を用いる、高性能、高信頼性と長寿命化を実現したアルミ電解コンデンサ用電解液。
業界標準のロングラン製品となっており、自動車の制御ユニットなど、より信頼性が求められるコンデンサにも採用されている。
自動車業界では、運転支援システム回路など車載用電装部品が増えるとともに、環境対応への流れから環境対応車(EV)へのシフトが加速。
また、一般的な電子機器、5G通信の普及による情報通信機器、製造現場における産業機器のロボット化など、コンデンサ需要はあらゆる分野で年々増加。
さらに太陽光や風力発電などのエネルギー供給の多様化に伴い、送電側の装置においてもより高電圧な電気に対応できるコンデンサが求められている。
アルミ電解コンデンサは、一般的な電子機器から社会インフラを支える重要な電子部品まで幅広く使われており、そのコンデンサを支える「サンエレック」のさらなる品質向上に努め、今後も技術開発を続けていくとしている。