[6日 ロイター] - 米生活雑貨販売のベッド・バス・アンド・ビヨンドは6日、破産を回避するための最後の取り組みとして、優先株とワラント(新株予約権)の発行を通じて約10億ドルを調達する計画を発表した。
規制当局への提出文書で、この複雑な取引を完了できなければ、「破産保護申請を行う見通し」とした。
同社はここ数週間に、融資でデフォルト(債務不履行)となったことを明らかにしたほか、事業を継続できない可能性を示唆しており、経営を巡る懸念が高まっている。
関係筋によると、ベッド・バスは発行計画の大部分を引き受ける投資会社と最近協議したという。
同社の株価は6日の通常取引で値動きの荒い展開の中、92.1%上昇したが、この計画を受け時間外取引で33.5%下落した。
同社はこの日、発表済みの250店舗閉鎖に加え、さらに150店舗を閉鎖する計画を発表した。