[オスロ 13日 ロイター] - ノルウェーのウィットフェルト外相は13日の記者会見で、オスロにあるロシア大使館の外交官15人を情報機関員として国外追放すると明らかにした。
ウィットフェルト氏は「彼らの活動がノルウェーに脅威をもたらしている」と強調した。「われわれは彼らの活動を長期にわたり監視してきた」と語り、これらの情報機関員は即刻、ノルウェーから出国しなければならないと付け加えた。
オスロのロシア大使館には約40人のロシア人外交官が在籍しており、その3分の1強が追放されることになる。
オスロのロシア大使館はロイターに、ノルウェーの決定は「極めて非友好的な措置だ」と述べた。
昨年のロシアのウクライナ侵攻以降、西側諸国ではロシアの外交官を追放する動きが相次いでいる。今年これまでにエストニア、オランダ、オーストリアがロシアの外交官を追放。ノルウェーは2022年4月にも3人のロシア人を追放している。