[ソウル 24日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が23日に妹の金与正党副部長と共に西部・南浦市にある金星(クムソン)トラクター工場を視察したと、国営の朝鮮中央通信(KCNA)が24日伝えた。
視察には高官らも同行した。金総書記は食糧危機の解決に重要な役割を果たすよう工場に要請した。
また、農業機械生産工程を近代化し、国際的な水準に到達するための目標を設定するよう求めたという。
北朝鮮は食料不足への懸念が高まる中、農業を推進している。この工場について、一部のアナリストはミサイル発射車両の部品も製造する可能性があるとみている。
北朝鮮は24日、軍事偵察衛星を打ち上げたと発表した。ロケットの3段目にシステムトラブルが起き、5月に続き失敗した。