[キーウ 27日 ロイター] - ウクライナのクブラコフ副首相は27日、黒海西岸に臨時に設置した「人道回廊」を利用して、アフリカ向けの鉄鋼製品を積んだ貨物船が南部オデーサ(オデッサ)港を出港したと発表した。
臨時回廊はロシアが黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意から離脱した後に設置されたもので、同回廊を利用した船の出港は2隻目。
クブラコフ氏はソーシャルメディアX(旧ツイッター)への投稿で、貨物船はリベリア船籍で、ロシアのウクライナ侵攻開始直前の2022年2月20日以降、オデーサ港に停泊していたと明らかにした。
香港船籍のコンテナ船は先に、臨時回廊経由で攻撃を受けることなく出港していた。