10時時点の日経平均は前日比77.63円高の17884.33円で推移している。
米国株は引けにかけて崩れたが、足元の急落に対する自律反発が優勢となり東京市場はしっかりとした動き。
先物市場では、225先物が前日比340円高の18010円まで上げ幅を広げる場面が見られた。
出来高は既に6万枚超と大商いが継続。
市場では中国の金融緩和効果を見極めたいという声が多く18000円台回復は瞬間的な動きに留まっている。
規模別株価指数では、相対的に小型株指数が強い。
全業種が買われているなか、その他製品、電気・ガス、陸運、倉庫・運輸、輸送用機器などが強い。
売買代金上位銘柄では、トヨタ自 (TOKYO:7203)、三菱UFJ (TOKYO:8306)、みずほ (TOKYO:8411)、東京電力 (TOKYO:9501)、村田製作 (TOKYO:6981)、任天堂 (TOKYO:7974)が買われている。
一方、ファーストリテ (TOKYO:9983)の下げが目立っているほか、ソフトバンクG (TOKYO:9984)、KDDI (TOKYO:9433)もさえない。
(先物OPアナリスト 田代昌之)