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2日の中国本土市場概況:上海総合は0.2%安で3日続落、景気の先行き不安が漂う

発行済 2015-09-02 17:08
更新済 2015-09-02 17:33
2日の中国本土市場概況:上海総合は0.2%安で3日続落、景気の先行き不安が漂う
2日の中国本土マーケットは値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比6.46ポイント(0.20%)安の3160.17ポイントと小幅ながら3日続落した。
上海A株指数は6.53ポイント(0.20%)安の3311.43ポイント。
外貨建てB株相場も続落する。
上海B株指数が6.52ポイント(2.27%)安の280.73ポイント、深センB株指数が14.58ポイント(1.40%)安の1024.41ポイントで引けた。
中国景気の先行き不安が重し。
8月の中国製造業PMI下振れが引き続き売り材料視された。
抗日戦争勝利記念式典前まで、政府当局は株式市場の安定を維持する——との見方が改めて意識され、プラス圏に浮上する場面が何度もみられたものの、連休を前に積極的な買いが控えられている。
上海総合指数は上下に振れる不安定な値動きだった(上は0.88%高、下は4.66%安)。
業種別では、景気動向に敏感なエネルギー関連株の下げが目立つ。
石油の中国石油天然気(601857/SH)が5.0%安、石炭の中国中煤能源(601898/SH)がストップ安で引けた。
インフラ関連株や不動産株、ITハイテク関連株、バイオ関連株なども安い。
直近で物色されていた軍事関連株もさえない。
半面、時価総額上位の銀行株などは連日で物色された。
中国工商銀行(601398/SH)が値幅制限いっぱいまで上昇している。
前日は「政府系ファンドが買いに入っている」との観測が流れた。
「抗日戦勝70周年記念」に伴って、本土市場は3~4日が休場となる(香港市場は3日のみ休場)。
【亜州IR】

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