[ワシントン/ドバイ 15日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織フーシ派が発射した対艦弾道ミサイルが15日、米国が所有・運航を手掛けるマーシャル諸島船籍のコンテナ船に直撃した。米軍が短文投稿サイトのX(旧ツイッター)に投稿した。負傷者や大きな被害はなく、コンテナ船は運航を続けているという。
これに先立ち、英国の海上警備会社アンブリーは同日、マーシャル諸島船籍の米所有のばら積み貨物船が、イエメンのアデン沖を運航中にミサイル攻撃を受けたと発表した。フーシ派がミサイル3発を発射し2発は海に到達しなかったが、1発がばら積み貨物船に命中。火災が発生したものの、負傷者はいなかったという。
英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は、アデンの南東95海里で船舶がミサイル攻撃を受けたとしたが、船舶の詳細は明らかにしなかった。