サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

原油相場、当面は70─80ドルと予想=資源商社ガンボー

発行済 2024-01-17 10:57
更新済 2024-01-17 11:00
© Reuters. 大手資源商社ガンボー・グループのトルビョルン・トルンクビスト最高経営責任者(CEO、写真)は、原油価格が「わずかな供給過多」を背景に1バレル=70─80ドルの現行水準を維持す

Dmitry Zhdannikov

[ダボス(スイス) 16日 ロイター] - 大手資源商社ガンボー・グループのトルビョルン・トルンクビスト最高経営責任者(CEO)は、原油価格が「わずかな供給過多」を背景に1バレル=70─80ドルの現行水準を維持するとの予想を示した。紅海の船舶攻撃は原油生産に重大な悪影響を与えないとみている。

世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)の合間にロイターの取材に応じた。紅海情勢が当面は「かなり厄介な問題」になるが、生産に重大な影響をもたらすことはないと語った。

また、今年は石油輸出国機構(OPEC)非加盟国の新規生産量が需要の伸びを上回る一方、輸送ルートの変更によって積み替えを行う経由地の在庫が増える見込みだとした。

© Reuters. 大手資源商社ガンボー・グループのトルビョルン・トルンクビスト最高経営責任者(CEO、写真)は、原油価格が「わずかな供給過多」を背景に1バレル=70─80ドルの現行水準を維持するとの予想を示した。紅海の船舶攻撃は原油生産に重大な悪影響を与えないとみている。2013年10月、ロンドンでイベントに登壇したトルンクビスト氏(2024年 ロイタ/Luke MacGregor)

70─80ドルの相場予想については、短期的には下限を試す可能性があると指摘。また、「上流の生産性が常に向上しているため、80ドルは相対的に高い価格だ」との見方を示した。

原油が若干の供給過多に陥るリスクがある一方で、石油製品の市場はガソリンやジェット燃料、ディーゼル燃料の在庫が少ないため「かなりタイト」だとした。

OPEC加盟・非加盟国でつくる「OPECプラス」は「現在の価格水準を守るため、規律を維持しなければならない」と指摘した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます