[ワシントン 17日 ロイター] - 米軍は17日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が発射レールに準備していたミサイル14発に対し空爆を実施したと発表した。
米中央軍は、フーシ派が準備していたミサイルは地域の商船や米海軍艦に「差し迫った脅威をもたらし、いつ発射されてもおかしくなかった」ため米軍が自衛行動を取ったと、X(旧ツイッター)に投稿した。
今回も含めこれまでの攻撃によりフーシ派が紅海やイエメン沖バベルマンデブ海峡、アデン湾で商船を含む船舶に「無謀な攻撃を継続する能力が低下する」とした。
中央軍は先に、マーシャル諸島船籍で米国が所有・運航する貨物船がアデン湾でフーシ派支配地域から発射されたドローン(無人機)の攻撃を受けたと明らかにしていた。負傷者はいないがある程度の被害を受けたと投稿していた。
フーシ派系メディアは18日、米英機がイエメン領内の複数地域を標的にしたと報じた。西部ホデイダや南部タイズなどが含まれたという。