■NY株式:ダウは46ドル高、年内利上げへの思惑高まり銀行株に買いが広がる
NYダウ ナスダック
終値 :17910.33 終値 :5147.12
前日比:+46.90 前日比:+19.38
始値 :17855.22 始値 :5124.04
高値 :17912.04 高値 :5147.12
安値 :17768.60 安値 :5092.87
米国株式相場は上昇。
ダウ平均は46.90ドル高の17910.33、ナスダックは19.38ポイント高の5147.12で取引を終了した。
10月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る27.1万人増となったほか、失業率も前月比5.0%に低下したことで年内利上げへの警戒感が高まった。
為替相場でドル高が進行する一方で、金利上昇で恩恵を受けるとの思惑から金融関連株が幅広く買われ、終日売り買いが交錯する展開となった。
セクター別では、銀行や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で公益事業や不動産が下落した。
利上げ観測の拡大を受けて、投資銀行のゴールドマン・サックス(GS)や大手行のJPモルガン(JPM)など銀行株の上昇が目立った。
半導体のエヌビディア(NVDA)は決算内容が好感され、大幅上昇。
一方で、旅行口コミサイトのトリップアドバイザー(TRIP)は、決算内容が嫌気され軟調推移。
中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は中国動画共有サイト大手のヨークトゥードウ(優酷土豆)の買収で正式合意したものの、著名ヘッジファンドマネジャーが売り推奨を行ったことが報じられ下落した。
雇用統計発表後、FF金利の先物取引から算出される12月の利上げ確率は発表前の56%から68%へと大きく上昇した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は123円15銭、米10月雇用統計良好で年内利上げ観測強まる 6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円86銭から123円26銭へ急伸し123円15銭で引けた。
米10月雇用統計で、予想外に失業率が低下、非農業部門雇用者数も20万人台を回復したほか、賃金も予想以上の伸びを見せたことを背景に年内の利上げ観測が急速に強まり、ドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.0880ドルから1.0705ドルへ下落し、1.0744ドルで引けた。
ユーロ・円は、132円59銭から131円51銭へ下落した。
強い米雇用統計を受けて、ユーロ・ドルが急落したことで、ユーロ・円も連れ安になった。
ポンド・ドルは、1.5151ドルから1.5027ドルへ下落。
ドル・スイスは、0.9959フランから1.0077フランへ上昇した。
■NY原油:続落で44.29ドル、ドル全面高による割高感で売り NY原油は続落(NYMEX原油12月限終値:44.29↓0.91)。
44.98ドルから44.11ドルまで下落した。
この日発表の米国の10月雇用統計の大幅な改善(雇用者数・賃金増加、失業率低下)を受けて、連邦準備理事会(FRB)の12月利上げが確実視され、ドルが全面高となったことで、割高感による原油の売りが強まった。
終盤に米ベーカー・ヒューズ社の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数が発表され、前週比6基減の572基であった。
10週連続の減少となったが、目立った買いはみられなかったもよう。
なお、オバマ米大統領がキーストーン・パイプライン建設プロジェクトを却下した。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.95ドル +0.635ドル(+3.67%) モルガン・スタンレー(MS) 35.42ドル +1.540ドル(+4.55%) ゴールドマン・サックス(GS)199.30ドル +7.280ドル(+3.79%) インテル(INTC) 33.84ドル -0.160ドル(-0.47%) アップル(AAPL) 121.06ドル +0.140ドル(+0.12%) グーグル(GOOG) 733.76ドル +2.510ドル(+0.34%) フェイスブック(FB) 107.10ドル -1.670ドル(-1.53%) キャタピラー(CAT) 73.80ドル -0.420ドル(-0.57%) アルコア(AA) 9.10ドル -0.105ドル(-1.14%) ウォルマート(WMT) 58.80ドル +0.190ドル(+0.32%) スプリント(S) 4.53ドル -0.155ドル(-3.31%)
ダウ平均は46.90ドル高の17910.33、ナスダックは19.38ポイント高の5147.12で取引を終了した。
10月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る27.1万人増となったほか、失業率も前月比5.0%に低下したことで年内利上げへの警戒感が高まった。
為替相場でドル高が進行する一方で、金利上昇で恩恵を受けるとの思惑から金融関連株が幅広く買われ、終日売り買いが交錯する展開となった。
セクター別では、銀行や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で公益事業や不動産が下落した。
利上げ観測の拡大を受けて、投資銀行のゴールドマン・サックス(GS)や大手行のJPモルガン(JPM)など銀行株の上昇が目立った。
半導体のエヌビディア(NVDA)は決算内容が好感され、大幅上昇。
一方で、旅行口コミサイトのトリップアドバイザー(TRIP)は、決算内容が嫌気され軟調推移。
中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は中国動画共有サイト大手のヨークトゥードウ(優酷土豆)の買収で正式合意したものの、著名ヘッジファンドマネジャーが売り推奨を行ったことが報じられ下落した。
雇用統計発表後、FF金利の先物取引から算出される12月の利上げ確率は発表前の56%から68%へと大きく上昇した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は123円15銭、米10月雇用統計良好で年内利上げ観測強まる 6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円86銭から123円26銭へ急伸し123円15銭で引けた。
米10月雇用統計で、予想外に失業率が低下、非農業部門雇用者数も20万人台を回復したほか、賃金も予想以上の伸びを見せたことを背景に年内の利上げ観測が急速に強まり、ドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.0880ドルから1.0705ドルへ下落し、1.0744ドルで引けた。
ユーロ・円は、132円59銭から131円51銭へ下落した。
強い米雇用統計を受けて、ユーロ・ドルが急落したことで、ユーロ・円も連れ安になった。
ポンド・ドルは、1.5151ドルから1.5027ドルへ下落。
ドル・スイスは、0.9959フランから1.0077フランへ上昇した。
■NY原油:続落で44.29ドル、ドル全面高による割高感で売り NY原油は続落(NYMEX原油12月限終値:44.29↓0.91)。
44.98ドルから44.11ドルまで下落した。
この日発表の米国の10月雇用統計の大幅な改善(雇用者数・賃金増加、失業率低下)を受けて、連邦準備理事会(FRB)の12月利上げが確実視され、ドルが全面高となったことで、割高感による原油の売りが強まった。
終盤に米ベーカー・ヒューズ社の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数が発表され、前週比6基減の572基であった。
10週連続の減少となったが、目立った買いはみられなかったもよう。
なお、オバマ米大統領がキーストーン・パイプライン建設プロジェクトを却下した。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.95ドル +0.635ドル(+3.67%) モルガン・スタンレー(MS) 35.42ドル +1.540ドル(+4.55%) ゴールドマン・サックス(GS)199.30ドル +7.280ドル(+3.79%) インテル(INTC) 33.84ドル -0.160ドル(-0.47%) アップル(AAPL) 121.06ドル +0.140ドル(+0.12%) グーグル(GOOG) 733.76ドル +2.510ドル(+0.34%) フェイスブック(FB) 107.10ドル -1.670ドル(-1.53%) キャタピラー(CAT) 73.80ドル -0.420ドル(-0.57%) アルコア(AA) 9.10ドル -0.105ドル(-1.14%) ウォルマート(WMT) 58.80ドル +0.190ドル(+0.32%) スプリント(S) 4.53ドル -0.155ドル(-3.31%)