サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

後場に注目すべき3つのポイント~テーマ株の一角に短期筋の値幅取り狙い

発行済 2016-02-08 12:35
更新済 2016-02-08 13:00
後場に注目すべき3つのポイント~テーマ株の一角に短期筋の値幅取り狙い
TM
-
7733
-
9433
-
6954
-
9983
-
2432
-
2607
-
5938
-
8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・自動運転やジカ熱といった、テーマ株の一角に短期筋の値幅取り狙い ・ドル・円は117円20銭付近、日本株の下げ幅縮小で底堅い値動き ・日経平均はKDDI (T:9433)、ファナック (T:6954)が押し上げ、オリンパス (T:7733)、Fリテ (T:9983)が押し下げ ■自動運転やジカ熱といった、テーマ株の一角に短期筋の値幅取り狙い 日経平均は小幅に続落。
29.01円安の16790.58円(出来高概算13億6000万株)で前場の取引を終えている。
注目されていた5日の米雇用統計は、強弱入り混じる結果となり、利上げ観測が強まったものの、円相場は1ドル116円台での推移となり、シカゴ日経225先物清算値は16560円だった。
これにさや寄せする格好から幅広い銘柄に売りが先行し、寄り付き直後には一時16552.30円まで下げ幅を広げた。
しかし、その後は米追加利上げへの思惑が再燃している中、為替相場が円安に振れて推移していることもあり、じりじりと下げ幅を縮め、一時プラスに転じる場面もみられている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。
規模別指数では小型株指数が上昇。
セクターでは、海運、パルプ紙、不動産、倉庫運輸、化学などがしっかり。
一方で、ガラス土石、非鉄金属、石油石炭、精密機器、証券などが冴えない。
日経平均は売り一巡後は底堅い値動きをみせている。
円相場は円安に振れて推移していることが安心感につながっているようである。
一方で、メガバンク3行が引き続き弱含みに推移しているほか、トヨタ自 (T:7203)の売り一巡後の戻りの鈍さが手掛けづらくさせる。
先週の大幅な下げに対する自律反発が意識されやすいものの、積極的に押し目を拾う流れも限られそうである。
物色は決算を手掛かりとした流れのほか、自動運転やジカ熱、といったテーマ株の一角に短期筋の値幅取り狙いの資金が向かっている。
逃げ足の速い資金が中心となろうが、やや割り切りスタンスで値動きの軽い銘柄に資金が向かいやすい需給状況が続きそうだ。
(株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は117円20銭付近、日本株の下げ幅縮小で底堅い値動き ドル・円は117円20銭付近で推移。
安寄りした日経平均株価の下げ幅縮小を受けた値動き。
ドル・円は、前週末に米雇用統計が強弱まちまちだったことから116円30銭まで下げた後に急反発し、117円43銭まで上昇。
その後は116円後半で推移した。
週明け東京市場では、日経平均が安寄りしたものの下げ幅を縮小したことから、ドルは底堅く推移し、117円前半で推移した 日経平均は目先プラス転換の可能性があり、米3月利上げへの期待が広がっていることはドル相場を下支えする要因になるとみられる。
また、8日には北朝鮮が長距離弾道ロケットを発射したが、日本の領域外に着弾したことで直接的な被害を受けなかったことも、リスク回避の円買いを弱めている。
ただ、ランチタイムの日経平均先物は伸び悩んでいるほか、原油価格が引き続き安値圏推移のため、市場の警戒感は後退していないもよう。
12時25分時点のドル・円は117円20銭、ユーロ・円は130円52銭、ポンド・円は170円06銭、豪ドル・円は83円04銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・日経平均はKDDI (T:9433)、ファナック (T:6954)が押し上げ、オリンパス (T:7733)、Fリテ (T:9983)が押し下げ ・投資判断引き上げのLIXIL (T:5938)、目標株価引き上げの不二製油 (T:2607)が堅調 ・ディーエヌエー (T:2432)が大幅続伸、第3四半期決算受け業績底打ち期待 ☆後場の注目スケジュール☆ ・14:00 1月景気ウォッチャー調査・現状(予想:48.4、12月:48.7) <海外> ・中国休場(春節、8日-13日) ・香港休場(旧正月、8日-10日) ・ブラジル休場(カーニバル、8日-9日) <SY>

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます