1312GMT 9日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
10日終値 前営業日終値
株 FT100 4987.68(‐16.62) 5004.30
クセトラDAX 5594.77(+20.51) 5574.26
金 現物午後値決め 990.75 999.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.300 (+0.020) 0.359(0.354)
独連邦債2年物 1.219(1.270)
独連邦債10年物(12月限) 121.19 (+0.71) 3.304(3.367)
独連邦債30年物 4.105(4.159)
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<為替> ユーロ/ドルが上昇し、一時年初来高値をつけた。アナリストは、9月5日
終了週の米新規失業保険申請件数の減少を受け、最近見られるリスク資産への需要が一段
と強まっていると指摘した。
<株式> ロンドン株式市場は5営業日ぶりに反落。前日上昇していたエネルギー・銀
行株が売られ、心理的な節目となる5000の水準を再び割り込んだ。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は前日、08年9月以来初めて5000台に乗せて
いた。
ブリューイン・ドルフィンの首席ストラテジスト、マイク・レノフ氏は「若干一服商状
となっている。現時点において何かしらひどく深刻なものを目にしているとは思わない」
と述べた。
エネルギー株が売られ相場を押し下げた。前日は大きく上昇していた。BP
1.2%、ロイヤル・ダッチ・シェル
前日大幅高となった銀行株も軟調。HSBC
ットランド
食品および総合小売株にも売りが出た。トレーダーは、最近の上昇を受けた利食い売り
を指摘した。
ホーム・リテール・グループ
イングランド銀行(英中央銀行)はこの日、政策金利を0.5%に据え置くとともに、
資産買い入れプログラムの規模も1750億ポンドに維持すると発表した。
<欧州株式市場> 値動きの荒い展開となる中、5営業日続伸。銀行株が売られる半面、
ハイテク株の買いが優勢となった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.48ポイント(0.05%)高
の988.33。日中の高値は993.85、安値は980.19だった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は3.08ポイント(0.11%)安の
2817.50。
コメルツ銀行のエコノミスト、ピーター・ディクソン氏は「材料がそれほどない。全般
的に明るい上昇基調のなかで値動きが荒くなっただけだ」と述べた。
ハイテク株では、世界最大の半導体露光装置メーカーであるオランダのASML
ノキア
ロジテック
ドイツのソフトウエア大手SAP
トに注意するとしたほか、市場シェア拡大や収益性向上に自信を示した。
銀行株は軟調だった。バンコ・サンタンデール
SBC
<ユーロ圏債券> 上昇。10年債先物が序盤で約1カ月ぶりの水準に下落したことを
受けて安値拾いの買いが入ったほか、株式市場が上げ渋る展開となったことも支援した。
7月の米貿易赤字が320億ドルに拡大したことも安全資産としての債券需要を支援し、
米新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことの影響を打ち消した。
イングランド銀行(英中央銀行)はこの日、政策金利を0.5%に据え置くとともに、
資産買い入れプログラムの規模も1750億ポンドに維持すると発表した。ただ市場への
影響は限られた。
1550GMT時点で、独連邦債先物12月限
ント上昇し120.98。一時過去1カ月の安値となる120.17をつけたものの値を
戻した。
独連邦債10年物利回り
3.30%。株高などを背景に一時1カ月ぶりの水準となる3.387%に上昇する場面
もあった。
同2年物利回り
独連邦債2・10年物利回り格差は208bp付近に縮小した。
10年物のアイルランド国債
と1週間超ぶりの水準に縮小。その後ムーディーズがアイルランドのソブリン債格付けが
引き続き圧力にさらされているとの見方を示したことを受けて、164bp程度まで拡大
した。
[東京 11日 ロイター]