エバラ食品工業 (T:2819)は10日、2017年3月期連結決算を発表した。
2017年3月期連結業績(2016年4月~2017年3月期累計)は、売上高が前期比1.3%増の513.65億円、営業利益が同6.2%増の18.64億円、経常利益が同6.4%増の19.23億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.5%増の11.79億円と増収増益となった。
家庭用主力商品の「黄金の味」の売上が好調だったほか、ブランド価値の訴求、小容量・個食ニーズに対応した「プチッと鍋」などのポーション調味料などの商品ラインアップも拡充し増収。
利益面では、ポーション調味料の生産設備の償却費負担が増加したものの、収益力強化、エネルギーコストの低減、その他事業の貢献等により増益となった。
セグメント別の売上高を見ると、主力の食品事業は同0.7%増の448.81億円となった。
その内訳は、家庭用商品が同0.8%増の361.15億円、業務用商品が同0.2%増の87.65億円。
家庭用商品においては、肉まわり調味料群が効果的なプロモーション活動を行った「黄金の味」が好調だったほか、「焼肉のたれ」・「生姜焼きのたれ」・「プチッとハンバーグ」等も増収に貢献した。
鍋物調味料群では、ポーション調味料の貢献や汎用性の高い「すき焼のたれ」の売上の伸長もあったものの、天候要因や野菜高騰の影響、商品構成見直しにより減収。
野菜まわり調味料群は微減収、その他群は増収となっている。
業務用商品では、スープ群及びその他群が減収となったが、好調な肉まわり調味料群の販売や海外売上の貢献により微増収で着地した。
物流事業・人材派遣事業・広告宣伝事業から構成されるその他事業の売上高は同5.6%増の64.83億円。
2018年3月期の連結業績予想は売上高522.00億円(前期比1.6%増)、営業利益18.30億円(同1.8%減)、経常利益は19.00億円(同1.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は11.70億円(同0.8%減)とした。
プロモーション等の先行投資に伴う宣伝費の増加により減益を予想するも、売上高、営業利益ともに当初の中期経営計画を上回る見込みである。
1株当たり年間配当予想額は前期比1円増配となる29円。
今期より中間配当の実施を決定しており、年間配当予想額29円の内訳は、第2四半期末に14円、期末に15円。
2017年3月期連結業績(2016年4月~2017年3月期累計)は、売上高が前期比1.3%増の513.65億円、営業利益が同6.2%増の18.64億円、経常利益が同6.4%増の19.23億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.5%増の11.79億円と増収増益となった。
家庭用主力商品の「黄金の味」の売上が好調だったほか、ブランド価値の訴求、小容量・個食ニーズに対応した「プチッと鍋」などのポーション調味料などの商品ラインアップも拡充し増収。
利益面では、ポーション調味料の生産設備の償却費負担が増加したものの、収益力強化、エネルギーコストの低減、その他事業の貢献等により増益となった。
セグメント別の売上高を見ると、主力の食品事業は同0.7%増の448.81億円となった。
その内訳は、家庭用商品が同0.8%増の361.15億円、業務用商品が同0.2%増の87.65億円。
家庭用商品においては、肉まわり調味料群が効果的なプロモーション活動を行った「黄金の味」が好調だったほか、「焼肉のたれ」・「生姜焼きのたれ」・「プチッとハンバーグ」等も増収に貢献した。
鍋物調味料群では、ポーション調味料の貢献や汎用性の高い「すき焼のたれ」の売上の伸長もあったものの、天候要因や野菜高騰の影響、商品構成見直しにより減収。
野菜まわり調味料群は微減収、その他群は増収となっている。
業務用商品では、スープ群及びその他群が減収となったが、好調な肉まわり調味料群の販売や海外売上の貢献により微増収で着地した。
物流事業・人材派遣事業・広告宣伝事業から構成されるその他事業の売上高は同5.6%増の64.83億円。
2018年3月期の連結業績予想は売上高522.00億円(前期比1.6%増)、営業利益18.30億円(同1.8%減)、経常利益は19.00億円(同1.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は11.70億円(同0.8%減)とした。
プロモーション等の先行投資に伴う宣伝費の増加により減益を予想するも、売上高、営業利益ともに当初の中期経営計画を上回る見込みである。
1株当たり年間配当予想額は前期比1円増配となる29円。
今期より中間配当の実施を決定しており、年間配当予想額29円の内訳は、第2四半期末に14円、期末に15円。