■金利上昇観測とともに崩れたが再び業績回復を買う相場に期待
エイチーム<3662>(東証プライム)は1月24日、時間とともに出直りを強める相場となり、後場は5%高に迫る806円(35円高)でスタート。取引時間中としては2022年12月20日以来の800円台を回復している。23日付で、「NTT Comが創設するフェムテック領域のビジネス共創、データ利活用のコミュニティ『Value Add Femtech(商標)Community』に参画」と発表しており、NTTグループとの協業進化への期待が強まっている。グループ会社の(株)エイチームウェルネスが参画するとした。
発表によると、グループ会社の(株)エイチームウェルネスがNTTコミュニケーションズ株式会社の創設する『Value Add Femtech(商標)Community』に2023年1月23日より参画した。本コミュニティを通じて、当社が運営する生理日・排卵日予測アプリ『ラルーン』で蓄積したデータを活用し、女性のQuality of Life(QOL)の向上につながる新たな製品やサービスの開発などに貢献していく。
エイチームの連結業績は回復を強める見通しで、今期・2023年7月期は2期ぶりに完全黒字化の見込みとしている。株価は22年12月に昨年来高値945円をつけた。その後、金利上昇観測とともに崩れ足となったが、再び業績回復を買える相場になってきたとの期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)