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明光ネットワークジャパン<4668>---今期は生徒数の増加と生徒当たり単価の上昇に注力していく方針

発行済 2016-06-13 14:16
更新済 2016-06-13 14:33
4668
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ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』5月9日放送において、明光ネットワークジャパン (T:4668)を取り上げている。
主な内容は以下の通り。
Q、どういった会社でしょうか。
個別指導学習塾で業界トップの「明光義塾」の直営事業、及びFC事業が収益の柱となっています。
また、子会社の(株)東京医進学院で展開する医系大学進学専門予備校事業や各種教育サービス事業を手掛けています。
オンエア中のCMも話題となっています。
Q、足元の業績はいかがでしょう。
2016年8月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比0.5%増の94億1千900万円、営業利益が26.7%減の15億5千100万円、経常利益が31.4%減の15億7千800万円、四半期純利益が64.0%減の5億4千万円でした。
講師給与調整金の支払いや、販売促進費の支払いにより、利益幅が縮小しています。
16年8月期通期については、売上高が前期比4.6%増の196億3千9百万円、営業利益が19.3%減の28億7千万円、経常利益が21.4%減の29億9千万円、当期純利益が39.1%減の14億4千2百万円とする、1月に修正した計画を据え置いています。
また通期計画に対する第2四半期営業利益の進捗率は54.0%となっています。
Q、成長戦略についても教えてください。
明光義塾事業の成長戦略としては、従来3次元成長、これは、教室数の増加×生徒数の増加×生徒当たり単価の上昇です。
その3次元成長を掲げてきたのですが、今期は生徒数の増加と生徒当たり単価の上昇に注力していく方針となっています。
まずは教室当たり生徒数や生徒当たり単価の上昇を図り、教室当たりの収益性向上を優先していくとしています。
また新たな取り組みとして2016年1月に中学生を対象とした学習管理用スマホアプリ「YO!サボロー」をリリースしました。
YO!サボローでは定期テスト対策などに向けた学習計画表の作成・履歴機能や友達同士のコミュニケーション機能などがあり、誰でも利用できるフリーアプリとなっています。
YO!サボローは、「子どもたちの勉強の敷居を下げたい」という想いのもとに企画し、楽しく定期テストを乗り切る仕組みの提供を目的に開発したものです。
直接の収益への影響はないものの、このアプリが普及すれば明光義塾のブランド力向上に寄与することとなりそうです。
Q、配当性向についても教えてください。
配当については、配当金額の継続的な増額を基本方針としており、年間配当性向は35%程度から段階的に80%程度へ引き上げる計画です。
16年8月期は4円増配の38円を予定しており、1997年4月のジャスダック上場の翌年から、18期連続で増配継続を予定しています。
また、株主優待制度については、8月末の株主に対して保有株数、継続保有期間に応じて1,000〜5,000円相当のQUOカードがもらえます。
100株保有で保有期間が3年未満の株主は1,000円相当となりますが、3年継続保有すれば3,000円相当となりますので長期保有が優待的にはお得です。
ラジオNIKKEI マーケットプレス 『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

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