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ロックオン Research Memo(5):2019年9月期は通期で20%を超える増収、人員増をこなして黒字化予想

発行済 2019-06-06 15:05
更新済 2019-06-06 15:21
© Reuters.  ロックオン Research Memo(5):2019年9月期は通期で20%を超える増収、人員増をこなして黒字化予想
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■今後の見通し株式会社ロックオン (T:3690)は、期初の時点では、2019年9月期の業績に影響を与える未確定な要素が多いため、通期の業績予想をレンジ形式により開示している。

2019年9月期通期の業績予想は、売上高で2,250~2,350百万円(前期比24.7~30.2%増)、営業利益で0~50百万円(前期は98百万円の損失)を予想する。

売上面では、主力のマーケティングPF事業が引き続きけん引する予想である。

上期に顕在化した新料金改定に起因する解約への対策としては、「既存顧客へ更なる価値提供によるカスタマーサクセスの実現」に取り組む。

具体的にはカスタマーサクセス本部(旧サポート部門)の人員採用を増やし、育成を強化する。

顧客数の伸びが戻れば、新料金プランによる単価上昇及び連携サービスによる追加売上などと相まって、増収ペースが上がることが予想される。

通期売上高予想(中央値)に対する上期進捗率は47.0%。

期末に向けて売上が積み上がるストック型ビジネスである同社の特性を考えると折り返しは順調だ。

利益面では、上期に営業利益・経常利益の黒字化を達成し、通期でも営業利益の黒字化を予想する。

戦略的にカスタマーサクセスの増員などで人件費は増えるものの、全社としては人員増のペースを鈍化させる予定だ。

通期営業利益予想(中央値)に対する上期進捗率は84.2%。

弊社では、通期での営業利益予想は幅があるが、上限である50百万円により近い着地を見込んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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