🤑 これ以上お求めやすくはなりません。この60%引きのブラックフライデーセールをどうぞお見逃しなく…特別セールを請求する

カナダ中銀、1.5%に50bp利上げ 物価高に「一段と力強く」対応へ

発行済 2022-06-01 23:26
更新済 2022-06-02 00:27
© Reuters. 6月1日、カナダ銀行(BOC、中央銀行)は政策金利である翌日物金利の誘導目標を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、1.5%にすると発表した。50bpの幅での利上げは2回

[オタワ 1日 ロイター] - カナダ銀行(BOC、中央銀行)は1日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、1.5%にすると発表した。50bpの幅での利上げは2回連続で、予想通りだった。インフレを目標水準に戻すために「必要に応じて一段と力強く」対応する用意があると表明した。

中銀は、需要超過が明らかに存在する中、物価は短期的に一段と上昇すると予想されるため、金利はさらに上昇する必要があると指摘。「インフレ高進が定着するリスクが高まっている。インフレを目標水準に戻し、インフレ期待を十分に抑制するために、中銀は金融政策手段を利用していく」とした。

その上で「2%のインフレ目標を達成するために、必要に応じて一段と力強い措置を取る用意がある」と表明した。

カナダの4月の消費者物価指数(CPI)前年比上昇率は6.8%と、3月の6.7%から加速。1991年1月に付けた6.9%に迫る伸びとなった。このところのガソリン価格の上昇で、5月は一段と上向く可能性がある。

© Reuters. 6月1日、カナダ銀行(BOC、中央銀行)は政策金利である翌日物金利の誘導目標を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、1.5%にすると発表した。50bpの幅での利上げは2回連続。インフレを目標水準に戻すために「必要に応じて一段と力強く」対応する用意があると表明した。写真は2017年5月、オタワのカナダ中銀(2022年 ロイター/Chris Wattie)

カナダの第1・四半期の国内総生産(GDP)は年率換算で前期比3.1%増。伸び率はアナリスト予想の5.4%を下回ったものの、中銀予想の3.0%とほぼ一致した。

中銀は「求人件数は高水準にとどまり、企業は広範な人手不足を報告している。幅広いセクターで賃金の伸びは上向いている」とし、消費支出と輸出に支えられ、第2・四半期も堅調な経済成長を見込んでいるとした。

2回連続の50bpの幅での利上げは2000年11月以来、初めて。マックレム中銀総裁はこれまで、インフレ抑制に75bpの利上げも排除しない姿勢を表明。必要に応じて一定期間、政策金利を中立金利と見なす2─3%を超える水準に引き上げる構えも示している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます