ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

UPDATE1: 東京株式市場・大引け=反発、FOMC前に様子見気分は強い

発行済 2010-12-13 16:08

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

終値 10293.89 +81.94 終値 10280 +70

寄り付き 10212.52 寄り付き 10210

安値/高値 10199.73─10293.89 安値/高値 10190─10290

出来高(万株) 205691 出来高(単位) 36195

------------------------------------------------------------------------------

 [東京 13日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は反発。米連邦公開市場委員会

(FOMC)など材料待ちのなかこう着感の強い展開が続いたが、若干ながら円安が進ん

だことで、徐々に上値を伸ばし高値引けとなった。中国が6度目の預金準備率引き上げを

決定したことの影響は限定的だったが、利上げ懸念はくすぶっているという。次回FOM

Cでの政策変更を予想する声は少ないが、上昇する米金利に対し声明などで抑制に向けた

メッセージがあるか注目されている。

 東証1部騰落数は値上がり1354銘柄に対し値下がり207銘柄、変わらずが103

銘柄。東証1部の売買代金は1兆3050億円。

 中国は今年6度目の預金準備率引き上げを決めたが、上海総合株価指数<.SSEC>が堅調

だったこともあって影響は限定的。中国関連株であるコマツ<6301.T>や日立建機<6305.T>

など建機株もしっかりだった。

 ただ市場では利上げではなく、預金準備率の引き上げだったことからアク抜け感は出て

いないとの指摘も多い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券・投資情報部長の藤戸則弘

氏は「年内の50ベーシスポイント(bp)の利上げの可能性も残っている。消費への悪

影響を防ぐために25bpずつの利上げとなるかもしれないが、物価上昇の状況からみて

さらなる金融引き締めは避けられない」と述べる。一方、年内利上げの確率は低下した

が、個人消費が膨らむ2月初旬の旧正月前の利上げは十分あり得るとの見方も出ている。

 ただ全体的には14日のFOMCを前に様子見気分も強い。米市場では金利上昇が続い

ており、「量的緩和第2弾を決めたばかりであり、次回FOMCでは政策変更はないとみ

られているものの、声明などで米金利上昇に対する言及があるか注目されている」(国内

証券投資情報部)との声があった。

 個別では、角川グループホールディングス<9477.T>が大幅続落。10日、11月の取締

役会で決議した自己株式の取得を中止すると発表したことが嫌気されている。

 一方、塩水港精糖<2112.T>がストップ高。抗がん剤をがん細胞に効率よく送り、副作用

も軽減する新たな「がんミサイル療法」を開発したと発表し材料視されている。

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます