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UPDATE1: 東京外為市場・15時=ドル89円後半、ユーロは上値重い展開が続く

発行済 2010-02-12 16:16

       ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 89.73/79  1.3670/75  122.65/76

正午現在   89.67/72  1.3663/66  122.51/60

午前9時現在 89.81/82  1.3687/88  122.90/99

NY17時現在 89.72/75  1.3693/96  122.89/92

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 [東京 12日 ロイター] 午後3時現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5

時時点からほぼ変わらずの89円後半。アジア時間の主要通貨は鈍い値動きに終始。前日

に大きく下落したユーロも下げ一服となった。しかし、市場では依然としてユーロの下値

不安を指摘する声が上がっている。

 東京市場の主要通貨は全般小動き。ドル/円は89円半ばから後半の狭いレンジ内を上

下するにとどまった。ギリシャ問題などをめぐる不透明感がくすぶる中、積極的な売買を

見送る向きが多かったという。早朝からの値幅は上下26銭だった。

 <指標・中国引き締め期待後退で豪とNZに明暗>

 この日のアジア時間の取引では、豪ドル/NZドルがロイターデータで一時

1.2768NZドルまで上昇。1月高値を上抜けて昨年12月前半以来2カ月半ぶりの

豪ドル高/NZドル安水準をつけた。11日に豪連邦統計局が発表した1月失業率が市場

予想を下回る5.3%と11カ月ぶりの低水準を記録した一方、NZでけさ統計局が発表

した第4・四半期小売売上高が1.0%増と市場予想の1.4%を下回ったことがきっか

け。

11日に中国国家統計局が発表した1月消費者物価指数(CPI)が1.5%上昇と事

前予想の2.0%を下回ったことも「中国当局の引き締め姿勢を緩和させ、豪経済に好影

響を与える可能性」(外銀)との見方から、豪ドル買いの手掛かりになったという。ただ

年初の中国指標は「旧正月の影響によるゆがみが大きい」(別の外銀)との見方も根強

い。

 豪ドルはギリシャ問題に揺れるユーロに対しても堅調。この日のアジア市場でユーロ/

豪ドルは1.53豪ドル半ばと、前日海外市場でつけた2000年以来の安値

から小幅に切り返した水準で一進一退となった。

 <ユーロ>

 ユーロに対する市場の見方は二分されている。

 「現在のポイントはEUの支援策というより、市場が落ち着くかどうかだ。 ユーロの

売られ方には行き過ぎ感があった。しかし、ギリシャ国債とドイツ国債のスプレッドは、

ギリシャ支援表明後はいったん縮小した後にやや拡大したが、すう勢として落ち着きつつ

ある」 とJPモルガン・チェース銀行・債券為替調査部長の佐々木融氏は言う。

 「EUの支援姿勢が明らかになった以上、いざというときのバッファーは確保されてい

る。ユーロ/ドルは5日と11日に1.36ドル割れまで売られたが、市場がこのまま落

ち着くようなら、この付近の水準で底打ちとなる可能性もある」と佐々木氏は言う。

 他方、ユーロの一段安を予想する声も聞かれる。

 「合意以前から、救済すれば財政規律が弱い国を助け、強い国を巻き込むという観点、

モラルハザードの問題が指摘されていた。支援内容は具体策に欠け、これによってユーロ

の売り圧力は収束しないだろう。具体策は3月のEU首脳会合まで出ないとの見方もある

」とバークレイズ銀行のチーフFXストラテジスト・山本雅文氏は指摘。

 同氏は「現在、海外投資家の間では、ユーロに対するベア(弱気)が支配的だ。ユーロ

の目先のメドは1.35ドル、1.29ドル台とみるが、長めのオプションではパリティ

ーが取引されたとの声もある」としたうえで、市場のポジションがユーロ安に傾いている

ことは明白で、きっかけ次第ではユーロが一時的に反発する余地もあるとした。

 ギリシャ問題のドル、円相場への影響はニュートラルだが、ユーロの下落に加えて商品

市況も軟調になる場合は、資本回避地を求めて米国債の需要が高まる可能性があり、「米

長期金利の低下という経路から、ドル/円の下押し圧力となるかもしれない」と山本氏は

言う。

 <英中銀の利上げ後ずれ観測>

 市場では、イングランド銀行(英中央銀行)の利上げ時期が後ずれするのではないかと

の見方が出始めている。英中銀が10日に発表した四半期インフレ報告で、金利が市場の

予想通り上昇すれば、2012年初めの消費者物価指数(CPI)上昇率は中銀の目標を

下回る1.2%前後にとどまるとの見通しを示したため。国内総生産(GDP)の見通し

引き下げは多くの関係者が想定していたが、2年後のインフレ見通しは、政策金利が

0.5%に据え置かれたとしても、目標を下回る見通し。

 「中銀は景気刺激策(によるインフレ率の上昇)に確信を持っていない」(外銀)表れ

だとして、「予想以上にハト派な内容だった」(別の外銀)との指摘があった。

 (ロイター 基太村真司記者)

(shinji.kitamura@thomsonreuters.com;03―6441―1791;ロイターメッ

セージング:shinji.kitamura.reuters.com@reuters.net)

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