■下げ渋り、中東情勢の緊張緩和でポンド売り縮小先々週・先週のポンド・円は下げ渋り。
欧州連合(EU)からの円滑な離脱期待でポンド買いが先行したが、中東情勢の悪化を嫌ってリスク回避のポンド売りが広がった。
しかしながら、米国とイランの軍事衝突は回避されるとの思惑が広がり、リスク回避のポンド売り・円買いは急速に縮小した。
取引レンジ:140円85銭−144円37銭。
■上げ渋りか、ブレグジット移行を巡る不透明感残る今週のポンド・円は上げ渋りか。
中東情勢の緊張緩和や米中通商協議の一段の進展が好感されそうだが、ブレグジットの移行期間をめぐる不透明感は払しょくされていないことから、リスク選好的なポンド買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・13日:11月鉱工業生産(10月:前月比+0.1%)・15日:12月消費者物価コア指数(11月:前年比+1.7%)・17日:12月小売売上高(11月:前月比-0.6%)予想レンジ:142円00銭−144円00銭