この記事は12日に配信したものです。
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5828.67(‐16.62)
前営業日終値 5845.29(‐92.01)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 6981.49(‐81.60)
前営業日終値 7063.09(‐68.71)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3928.68(‐35.31)
前営業日終値 3963.99(‐29.82)
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<ロンドン株式市場> 続落し、終値としては3カ月ぶりの安値をつけた。日本で発生
した大規模な地震を受け、市場心理が冷え込んだ。
リビア騒乱や原油高が引き金となり、一部投資家の間ではすでに資金を株式からより安
全とみられる資産にシフトする動きが出ており、日本の地震はこれに拍車をかける格好と
なった。
日本で11日発生した東北地方太平洋沖地震とその後発生した津波によって、少なくと
も1000人が死亡したとみられている。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は週足で2.7%安と、7月以来の大幅な下げとな
った。
商いは薄く、投資家が消極姿勢となっていることが示された、とトレーダーは指摘した。
地震発生後、保険株が売られ、プルーデンシャル
ダード・ライフ
アナリストは、カトリン
最大となる可能性があると指摘する。カトリンは4.5%安。
<欧州株式市場> 続落し、FTSEユーロファースト300種指数は2カ月ぶり安値
で引けた。日本を襲った大地震の影響で、保険株が売られた。
リビア情勢緊迫の継続や中東での政情不安拡大に加え、ユーロ圏が合意を目指している
危機対策に対する懸念も市場の重しとなった。
この日開催されているユーロ圏首脳会議では、独仏が主張している競争力強化案の内容
が薄められたものに対して支持を表明するにとどまり、ユーロ圏救済基金の規模拡大につ
いては合意しないとみられている。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は9.25ポイント(0.82%)
安の1122.53。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は25.89ポイント(0.89%)安
の2883.84。
保険株が売られ、Stoxx600欧州保険株指数<.SXIP>は2.2%安。仏スコール<
SCOR.PA>は5.2%急落。ミュンヘン再保険
ーバー再保険
肥料メーカーの独K+S
S株10%を売却したとのニュースが圧迫した。
[東京 12日 ロイター]