[カービスベイ(英イングランド)12日 ロイター] - バイデン米大統領は16日にジュネーブで開催されるロシアのプーチン大統領との会談後、単独で記者会見を行う。
2018年にトランプ前大統領がプーチン大統領と共同会見を行った際、トランプ氏はロシアが2016年の米大統領選に介入したと結論付けた自国の情報機関の調査結果に疑問を呈し、衝撃が走った。
今回の首脳会談は確実に厳しいものになるとみられる中、話題を首脳会談のみに絞った単独会見であれば、バイデン氏はプーチン氏と世界中のメディアが見守る中で言い争いになることを回避できる。
ホワイトハウスの当局者は「この会談が率直なものになることを期待している」と述べ、単独会見に関して「会談で提起されたテーマを巡り合意できる部分と重大な懸念がある部分の両方について、報道機関に明確に伝えるための適切な形式だ」とした。
プーチン氏は会談に先立ち、米国との関係はここ数年で最低の状態にあると述べている。