10時時点の日経平均は前日比325.84円安の15343.49円で推移している。
ユーロ圏の経済指標の悪化、イタリアの銀行株の急落、解約請求に伴う不動産ファンドの相次ぐ取引停止などを背景にリスクオフの流れが急速に再燃する格好となっている。
為替市場では、ドル・円が101円台前半にまで円高に振れている。
さらに、マザーズ指数も大幅安で推移と、個人投資家のマインド悪化の影響なども下押し圧力につながる。
東証一部の売買代金上位銘柄では、マツダ (T:7261)、トヨタ (T:7203)、日産 (T:7201)など自動車株が総じて安い。
三井住友 (T:8316)、三菱UFJ (T:8306)、みずほFG (T:8411)などメガバンクも軒並み安。
一方、ディフェンシブ性の高さから逃避資金が集まる形で、NTTドコモ (T:9437)、NTT (T:9432)などの通信株が堅調に推移。
Vテク (T:7717)も相対的に底堅い推移。