フロリダ州ジュピター - 健康食品と栄養補助食品を扱うセーフティ・ショット社（NASDAQ:SHOT）は月曜日、消費者により便利に製品を利用してもらうことを目的とした、4オンスボトル入りの新フォーミュラの発売を発表した。同社の飲料は、ビタミンB群、抗酸化物質、電解質、向精神薬の組み合わせで知られ、精神的明晰さ、エネルギー、気分を高める手段として販売されている。
同社によると、セーフティ・ショットは、血中アルコール濃度の代謝をサポートするように設計された初めての飲料で、わずか30分で結果が出ると謳っている。小さめのボトルサイズは、活動的なライフスタイルを送る人々が、セーフティ・ショットの処方の利点を毎日のルーチンに簡単に取り入れることができるようにすることを意図している。
セーフティ・ショットの最高収益責任者であるジョシュ・ワグナー氏は、4オンスボトルはどのようなライフスタイルにもシームレスに溶け込むように設計されており、顧客はフォーミュラを便利に持ち運ぶことができる。
この新パッケージの製品は第3四半期に店頭に並ぶ予定で、現在セーフティ・ショット製品を販売している全米のコンビニエンスストアや酒屋で販売される予定である。
セーフティ・ショット社は、特許製品の導入により、ウェルネスと栄養補助食品市場におけるパイオニアとしての地位を確立した。同社は2024年を通じて、ディストリビューター、小売店、レストラン、バーをターゲットとした企業間販売を拡大する計画である。
今回の発表は、セーフティ・ショット社のプレスリリースに基づくもので、新しい4オンスボトルは同社の既存製品ラインナップに加わり、オンラインやアマゾンでも購入できる。
InvestingProの洞察
セーフティ・ショット社がウェルネス飲料をより便利な4オンスボトルで発売すると発表したことを受け、同社の株価は市場の厳しい目にさらされている。この新しい製品によって消費者の利便性が向上し、市場に浸透する可能性があるにもかかわらず、InvestingProのデータは同社の財務状況が厳しいことを示唆している。
時価総額6,308万ドルのセーフティ・ショットは、ウェルネスと栄養補助食品業界では比較的小規模な企業であり、これは評価指標にも反映されている。2024年第1四半期を期末とする過去12カ月間の株価純資産倍率は11.32倍と高く、投資家が紙の上の資産価値に対して割高なプレミアムを支払っている可能性があることを示している。
さらに、財務の健全性にも懸念がある。同期の売上総利益率が-678.6％と大幅なマイナスとなっていることから、セーフティ・ショットは売上を売上総利益につなげるのに苦労していることがうかがえる。さらに、2024年第1四半期までの直近12ヵ月間の売上高が-94.87％と大幅に減少していることは、売上高を維持する能力に根本的な問題があることを示している可能性がある。これは、過去6ヶ月間で74.85%減少した株価の激しい下落によって裏付けられる。
しかし、インベスティング・プロのヒントは、セーフティ・ショットのバランスシートには負債よりも現金の方が多く、短期的には財務の柔軟性があることを強調している。さらに、アナリストは今年度の売上成長を見込んでおり、新しい4オンスボトルなどの取り組みが売上業績の好転を促進する可能性があることを示唆している。
その反面、同じInvestingPro Tipsは、同社が急速に現金を使い果たしており、価格変動が激しい取引を行っていることも指摘しており、投資家は株価のリスクプロファイルを評価する際に考慮する必要がある。
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