通信サービスプロバイダーのHigh Wire Networks, Inc. (OTCQB:HWNI)は月曜日、Edward Vaskoを最高執行責任者(COO)に任命したと発表しました。即日就任となります。Vaskoは引き続き同社のOverwatchマネージドサイバーセキュリティサービス部門のCEOも務め、サイバーセキュリティ業界で30年以上の経験を有しています。
この任命は、Stephen LaMarcheが2024年9月19日にCOO職を辞任したことを受けてのものです。ただし、LaMarcheは引き続き同社の取締役会メンバーとしての役割を維持します。
Vaskoの豊富な経歴には、事業の立ち上げ、戦略的な合併と買収、さらには国家レベルのサイバーセキュリティ人材育成への取り組みが含まれます。以前はBoise State UniversityのInstitute of Pervasive Cybersecurityのディレクターや、サイバーセキュリティ企業Avertiumのシニアバイスプレジデントを務めていました。
同社との既存のオファーレターの条件に基づき、Vaskoは年間基本給$260,000と$40,000相当の一時的な株式報酬を受け取ります。また、収益目標に基づく四半期ごとの現金ボーナスの対象となり、既存の収益に対して最大$45,000、増分の新規純収益に対して最大$81,250を受け取る可能性があります。
VaskoとHigh Wire Networksの他の取締役や執行役員との間に家族関係はなく、SEC規制に基づく開示が必要となるような重要な利害関係のある取引にも関与していません。
その他の最近のニュースとして、High Wire Networks Inc.は事業戦略を大きく変更し、マネージドサイバーセキュリティ部門であるOverwatchに専念することを決定しました。同社は最近、テクノロジーイネーブルメントサービス事業をServicePointに$11.2百万で売却しました。この動きは負債を約$5百万減少させ、純株主資本を$6百万以上増加させることを目的としています。さらに、子会社Secure Voice Corporationの売却も承認され、間もなく完了する見込みです。
High WireのOverwatch部門は大幅な成長を遂げており、2024年第1四半期の総契約額(TCV)は前年比104%増の過去最高の$10.4百万に達しました。この成長は、安定した収益源となる契約の更新によるものです。同社は、予想される収益成長と企業間接費の削減により、年後半に収支均衡を達成すると見込んでいます。
さらに、High Wireは25以上の病院とクリニックを持つ米国の医療システムにOverwatch OT/IoT Security™を提供する重要な契約を獲得しました。
同社はまた、マネージドサイバーセキュリティサービスを拡大しており、最近ではグローバルOEMとのパートナーシップを通じてFirewall as a Service (FWaaS)を立ち上げました。最後に、Edward Vasko, CISSPを戦略アドバイザーとして任命したことで、Overwatchのさらなる成長が加速すると期待されています。
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