[8日 ロイター] - カナダ製油大手アービング・オイルは8日、世界の従業員の6%をレイオフ(一時解雇)すると発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で経済的な悪影響が出ていることが背景にある。
世界のエネルギー会社は、新型コロナの世界的な感染拡大で原油や製油品、関連サービス事業への需要が減退しているのを受け、人員を削減している。
アービングによると、今回のレイオフはカナダ、米国、アイルランド、英国の従業員250人が対象になる。 アービングの幹部は共同声明を発表し、「われわれのビジネスと石油業界が直面している課題はこれまで経験したことのないものだ」としている。