[10日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は、10日に発表した罹患率・致死率に関する週報で、米国における65歳以下のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の死者に占める割合が白人より非白人のほうが高いと報告した。
65歳以下の死者に占める割合はヒスパニック系が34.9%、非白人が29.5%、非ヒスパニック系の白人は13.2%だった。
研究者らは、15州の保健当局の2月12日から4月24日の新型コロナ死者のデータ(1万0647人)を分析。大半は初期から感染が拡大していたニューヨーク市、ニュージャージー州およびワシントン州だった。また大半の死者は65歳以上で、心臓疾患や糖尿病などの基礎疾患があったという。