[ベンガルール/ムンバイ 14日 ロイター] - 新型コロナウイルス感染が再拡大しているインドのハイテク産業中心地であるベンガルールで14日、1週間のロックダウン(都市封鎖)措置が再導入された。政府が目指す経済活動再開に向けた取り組みにブレーキがかかる恐れがある。
当局によると、礼拝所や公共交通機関、政府機関ビル、大半の商店は再び閉鎖され、不要不急の外出は禁止される。学校や大学、レストランの閉鎖も継続する。
ベンガルールの新型コロナ感染者は6月中旬時点で1000人程度にとどまっていたが、13日には約2万人に急増した。保健当局者は、6月に経済再開に踏み切ったモディ政権の方針が感染再拡大を引き起こしていると批判する。
インド全体での新型コロナ感染者は累計90万6752人と、世界で3番目に多い。新型コロナ感染症による死者は2万8498人。