[東京 15日 ロイター] - 朝日新聞などによると、東京都は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く都内の感染状況について、専門家による評価に基づいて設定する警戒レベルを4段階のうち最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げる。15日に開かれる都のモニタリング会議で示されるという。
専門家は、都内の新規感染者が9日から4日連続で200人を上回ったことや、感染経路不明者の週単位での増加比が前週の2倍近くになっている状況を重視しているとみられるという。
都は7月から感染の「次の波」に備え新たな指標を公表しており、前回9日は感染状況の評価は深刻度が上から2番目の「感染が拡大しつつあると思われる」だった。