[ストックホルム 18日 ロイター] - スウェーデン政府は18日、新型コロナウイルス感染の影響などを理由に、北朝鮮に駐在する全ての外交官を国外に一時退避させたと明らかにした。
外務省の報道官は、平壌のスウェーデン大使館は閉鎖しておらず、現地職員が引き続き駐在していると指摘。外交官の国外退避は「休暇もしくは交代に伴う措置」で、一時的なものだが、新型コロナの流行などもあり「状況は一段と厳しくなっている」と述べた。
スウェーデンは北朝鮮と国交を持ち、平壌のスウェーデン大使館が米国やカナダ、オーストラリアの利益代表を担っている。これまでにドイツや英国、フランスなどが北朝鮮の駐在外交官を国外に一時退避させている。