[24日 ロイター] - 11月の米大統領選に向け民主党の正副大統領候補に指名されたジョー・バイデン前副大統領とカマラ・ハリス上院議員は今後、新型コロナウイルスの検査を定期的に受ける方針だ。選対陣営の当局者が24日、明らかにした。
バイデン氏は米国で新型コロナの感染が拡大し始めた3月以降、地元デラウェア州を主な拠点とし、公共のイベントはほとんど行ってこなかった。しかし、先週の候補指名を受け選挙戦が新たな段階を迎え、国民と接する機会が増える可能性があるため、陣営では公衆衛生上のプロトコルを強化している。
陣営の当局者は、ロイターに対し「バイデン氏が示してきた透明性に沿って、バイデン氏とハリス氏のどちらかの新型コロナ感染が確認された場合は公表する」と述べた。
医療専門家の助言に基づき、両氏のほか、両氏と接触する機会のある重要スタッフが定期的に検査を受けるという。
バイデン氏はこれまで、新型コロナの検査を受けたかと記者から度々質問されているが、常にノーと答えている。