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原油先物4%安、米大統領選の結果に注目 コロナ禍も重し

発行済 2020-11-07 07:29
更新済 2020-11-07 07:36
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[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約4%下落した。新型コロナウイルス感染拡大を受けた需要減に対する懸念が払拭されていないほか、米大統領選の結果がまだ判明していないことも重しになっている。

清算値は北海ブレント先物 (LCOc1)が1.48ドル(3.62%)安の1バレル=39.45ドル、米WTI原油先物 (CLc1)が1.65ドル(4.25%)安の37.14ドル。週足では北海ブレントが5.8%、WTIが4.3%、それぞれ上昇した。

開票が進む米大統領選では、民主党のバイデン前副大統領が勝利に近づいているものの、ねじれ議会は解消しないとの見方が高まっている。これに伴い、大型の追加経済対策が策定されるとの観測が後退。市場の重しになっている。

みずほのエネルギー先物部門責任者、ボブ・ヤウガー氏は「原油相場は景気刺激策を巡る観測に敏感に反応する」と指摘。新型ウイルス感染拡大も大きな下押し要因になっていると述べた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201106T222916+0000

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