銀行間の国際的な決済ネットワークであるSWIFT(国際銀行間通信協会)が複数のイランの銀行を国際送金網から遮断し始めたことを受けて、仮想通貨業界からは「脱ドル」に拍車がかかるだろうという声が上がっている。
複数のメディアによるとSWIFTは5日、世界の金融システムの「安定性と統合性の利益を守る」ため、複数のイラン銀行を送金網から遮断するという声明を発表。米国のトランプ政権がイラン核合意を破棄し、イランに対する制裁を全面復活させたことに伴う措置で、当初イラン企業との取引がある欧州は反対したが米国に押し切られた。ロイター通信によると先週末からすでにイラン銀行の遮断は始まっている。