仮想通貨価格は大きな激震に見舞われている。ビットコインは2018年に入り始めて5000ドルを下回った。
ビットコインはビットフィネックス取引所価格(15時時点、以下同)では13.3%減の4778ドル。
XRP は1.6%のリバウンドを見せ0.495ドル。
イーサリアム は12.6%の下落で150.95ドルライトコインは12.3%下落し34.9ドル。
下落は米国証券取引委員会(SEC)がICOを行い未登録のトークンを発売した2つの仮想通貨関連企業に罰金を課すと報告する前から始まっている。
2つの企業とはエアフォックスとパラゴンコインを提供した会社で、両社に対し25万ドルの罰金を課したとブルームバーグが報じている。
ProChain Capitalの最高技術責任者(CTO)のJustin Litchfieldは、「下落は規制に関連している」と述べ、「ICOのために開催された豪華なパーティーで開かれたロードショーを堪能した投資家から費用を回収するプロジェクトが行われている」と付け加えている。
CoinMarketCap.comのデータによると、仮想通貨業界は今年1月のピークから670億ドル以上の価値を失っている。
その中でも最大の通貨であるビットコインは、2017年12月の最高値から70%以上も下がっている。
先週、日本の金融庁は、仮想通貨ウォレットを規制する計画を発表した。現在は仮想通貨の売買を行う企業のみが代理店として登録する必要がある。
肯定的なニュースとしては、スイス当局が世界初の仮想通貨ETPを承認したという報告がある。
仮想通貨スタートアップであるAmun AGは、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ等の主要な仮想通貨のインデックスを販売する事が許可されたと発表している。