仮想通貨価格は水曜日も下落している。ビットコインは早朝に4051ドルにタッチしている。
ビットコインはビットフィネックス取引所で5%下落し4559.4ドル。世界で最も普及している仮想通貨は今週1週間で25%以上の下落を見せている。
XRP/USDはポロニエックス取引所にて10.5%の下落を見せ0.441ドル。
イーサリアムもスランプに陥り8.5%減の135.67ドル、ライトコインは9.2%下落し33.789ドルとなっている。
最近の大幅な下落の引き金は米国証券取引委員会(SEC)が2つのICOに関わった仮想通貨関連企業に制裁を課した事が要因と見る向きもあるが、不透明である。
ブルームバーグの報じた関係者の話によれば、2つの企業とはエアフォックスとパラゴンコインでそれぞれ出資した投資家に対し25万ドルの返金を課せられているとのこと。
また、火曜日にもブルームバーグが「米国司法省が昨年の仮想通貨価格の高騰に対し意図的な操作が無かったか調査を開始する」と報じており、こちらも今回のビットコインの下落の要因となっている可能性がある。
一方で、ビットコインキャッシュの「ハードフォーク」が仮想通貨の需要を押し下げる可能性があるとの懸念も引き続き残っている。
現在のビットコイン価格は数か月間6500ドルを下限として動いていたレンジ相場から落ちてしまっている。