金曜日のビットコインと主要な仮想通貨は小幅な動きを見せている。
目立った点ニュースとしてはタイの証券取引所が仮想通貨取引所の開設を含むデジタル資産の運用・開発に熱心であるという点が挙げられる。
ビットコインは0.96%上昇し3,611.3ドル。
イーサリアムも1.05%上昇し121.4ドル、リップルは0.46%上昇し0.32554ドル。ライトコインは1.45%の上昇を見せて31.22ドルとなっている。
複数のメディアが報じた所によると、タイ証券取引所(SET)は仮想通貨取引を行う事が出来るデジタルライセンスを申請する予定になっているとのこと。
タイ証券会社協会の会長でありSETの理事会副会長であるパテラ・ディーロークルンシラポップ氏は「証券会社はSETからのライセンスを待っている状態で、デジタル資産は将来的に投資家が資産クラスとして今よりも強く認識し、市場が成長する事を期待している」と述べている。
地元紙バンコクポストによると、この施策が実現すればSETは世界で最初の仮想通貨取引を実現する証券会社になるだろうと報じている。このニュースは、先週タイの金融規制当局が3つの仮想通貨企業にワーキングライセンスを許可した後に報じられた。
タイは仮想通貨ビジネスに対して好意的な市場で知られている。それは仮想通貨取引だけではなく、ICOに関する規制も同様であり、ビットコインやイーサリアムを含む7つの仮想通貨をデジタル資産として承認している。
他のニュースでは、米国の研究者たちが金曜日にビットコインより優れた新しい仮想通貨を開発していると報じられ注目を集めている。スタンフォード大学やMITなどの7つの大学の研究者は、ユニットeと呼ばれる新しいデジタルトークンの開発に取り組んでいるとのこと。
ユニットeは1秒当たりに処理されるトランザクションの量がビザ(NYSE:V)やマスターカード(NYSE:MA)に匹敵するレベルとのことだ。