ナスダックが2月25日から仮想通貨価格の新しい指標を2つ追加するとの報道はほとんど仮想通貨価格に影響を与えず、アジア時間14日主要仮想通貨の価格はほとんど横ばいであった。
12日にナスダックはグローバル・インデックス・データ・サービスを利用している顧客のために「米ドルでのビットコイン、イーサリアムぞれぞれのリアルタイムの価格や基準相場が分かる」ように、ビットコイン・リキッド・インデックス(BLX)とイーサリアム・リキッド・インデックス(ELX)を追加すると発表した。
「BLXは仮想通貨トレーダーが最もよく見るビットコイン指数の1つであり、2010年からのデータを含む。同じように、ELXも2014年からのデータを含む」と株式取引所の関係者は述べる。
14日日本時間午後1時11分、ビットコインは0.74%安の3614.4ドルだった。ビットコインは未だに3600ドル以上を保っていた。
イーサリアムは0.13%安の123.59ドル、リップルは0.87%安の0.30318ドル、ライトコインは5.65%安の41.741ドルだった。
仮想通貨市場全体の時価総額は現在、約1210億ドルである。
米証券取引委員会のHester Peirce氏は、同委員会の「複雑なルール」がビットコインETF認可のプロセスを邪魔していると言う。
「申請に関わる作業には特定の時間枠が決められており、私たちは限られた時間の中で行動しなければいけない。時間によって認可されるのかが決まる。そして認可に関するルールはとても複雑で、私は時間枠について推測ができない」と同氏はBipartisan Policy Centerで開催されたイベントにて発言した。
同氏の発言はビットコインETFが認可される可能性は低いということを示している。同氏は仮想通貨支持者として知られている。また、多くの人がビットコインETFの認可によって仮想通貨価格が上がることを期待していただろう。