[アンカラ 23日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は23日、さまざまな政治派閥を含むパレスチナ人がトルコとイスラエルの関係正常化を歓迎し、対話の継続を望んでいると表明した。
トルコとイスラエルは17日、両国が外交関係を正常化し、約4年ぶりに互いに大使を復帰させると発表した。パレスチナ問題を巡り悪化していた両国関係はこの数カ月で改善していた。
エルドアン氏は、イスラエルとの関係が回復してもパレスチナ問題への支援が弱まることはないと説明。アンカラで開かれたパレスチナ自治政府のアッバス議長との会談後、「われわれのパレスチナの兄弟も、これらの措置がパレスチナ問題の解決とパレスチナ人の状況の改善に寄与すると表明している」と述べた。
アッバス氏は、パレスチナ人に対するトルコの支援に謝意を示した。