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rakumo Research Memo(7):2024年12月期の業績予想は未定だが、事業環境に特段の懸念点はない

発行済 2024-03-25 13:47
更新済 2024-03-25 14:00
© Reuters.
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*13:47JST rakumo Research Memo(7):2024年12月期の業績予想は未定だが、事業環境に特段の懸念点はない ■今後の見通し

1. 2024年12月期の業績見通し
rakumo (TYO:4060)では現時点で合理的な業績予想の算出が困難であるとして、2024年12月期の業績見通しを非開示としている。
ただし、2023年12月期から外部環境に大きな変化はなく、クラウド市場の高成長が続くことが追い風となるほか、同社が進めている新規顧客開拓のための各種販売施策実施、新規プロダクトのローンチなど独自の販売拡大に向けた取り組み、規律あるコスト管理などにより高い売上高及び営業利益成長が続く見通し。
それに加え、同社では2024年4月より同社が持つ10製品(各パック製品含む)のうち5製品で価格改定を実施する方針を打ち出しており、「rakumoカレンダー」では月額100円から150円へ、「rakumoボード」では月額150円から200円へ、「rakumoコンタクト」では月額50円から100円へとそれぞれ50円ずつ値上げされており、この効果が段階的に2024年12月期第2四半期以降、2025年12月期にかけて発現する見通しである。
同社製品は企業のインフラに関わることに加え、顧客企業の満足度も非常に高く、値上げによって解約率が中長期的に上昇する懸念は非常に小さい。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)

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