[ロンドン 25日 ロイター] - 男子テニスのシンチ選手権は25日、ロンドンでシングルス決勝を行い、カルロス・アルカラス(20、スペイン)が優勝し、世界ランキング1位復帰を決めた。
アレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦したアルカラスは第1セットを6─4で取ると、続くセットも6─4で制してストレート勝ち。スペイン選手としては4人目のシンチ選手権制覇となり、今年5つ目のツアータイトル獲得となった。
アルカラスはコートインタビューで「多くのレジェンドがここで優勝しているので、自分の名前が偉大なチャンピオンたちに並ぶのを見るのはうれしい」と喜んだ。
シンチ選手権は四大大会のウィンブルドン選手権の前哨戦として広く知られ、過去にはラファエル・ナダル(スペイン)、アンディ・マリー(英国)、ピート・サンプラス氏(米国)らが同大会で優勝した後、ウィンブルドンも制している。